スキンケアをしないメリットと注意点

「スキンケアは毎日欠かさない」という方が多いのではないでしょうか?スキンケアにもいろいろな方法があり、自分なりのやり方を持っている方もいるかもしれません。ただ最近は、「肌断食」というスキンケアをしない美容方法が広がっています。スキンケアをしないことで、肌が本来持つ再生能力を高める方法です。お金がほとんどかからずメリットも大きい方法ですが、効果を実感できるまでに時間がかかる、合う人合わない人がいる、というデメリットがあります。今回は、スキンケアをしないことで得られるメリットと注意点について解説します。

スキンケアをしないメリット

「肌にはたっぷりと栄養を与えた方がいい」と思っている方がほとんどでしょう。しかし肌に栄養を与えすぎると、逆に肌を甘やかした状態に陥ると言われています。また肌に触れる機会が増えることが、肌荒れの原因につながることもあります。

皮脂のバランスを取り戻す

肌は本来皮脂のバランスを保つ働きがあり、ストレスや食習慣、過度なダイエットによって崩れてしまうことが知られています。実は、ファンデーションなどの化粧用品を使うことでも皮脂のバランスが崩れ、肌トラブルを招く原因になると言われています。保湿などの肌のお手入れをしすぎることによって、肌が自ら潤う力を弱めてしまうからです。その結果、乾燥肌につながります

正常なターンオーバーに近づける

朝や夜のスキンケアをやめることは、肌の断食のようなものです。肌は本来、ベストな状態を保つための再生力があります。しかし、スキンケアを行うことによって、再生する力は徐々に衰えていくと考えられています。

肌の断食を行うことで、時間をかけながらゆっくりと再生力が高まると言われています。つまり、ターンオーバーを正常に近づけることができるということです。

肌への刺激を最小限にする

化粧品やクレンジング、化粧水、乳液、美容液などのスキンケア商品は、肌への刺激となる可能性があります。もちろん化粧を落とすための洗顔も、肌にとっては強い刺激です。また基礎化粧品が肌に残ることが、肌荒れの原因となることもあります。

スキンケアをやめると、こういった肌への刺激を最小限に抑えることができます。肌の赤みや肌荒れの予防につながるでしょう。

スキンケアをしない注意点

スキンケアをしなければ、お金もかかりませんし肌本来の力も引き出されます。一見簡単そうに見えますが、スキンケアをしない=何もしないという訳ではありません。スキンケアを急にすべてやめると、乾燥肌などの状態になる場合があります。肌トラブルを防ぐための、スキンケアをやめる際に注意しておくべきポイントについて説明します。

紫外線対策はしよう

肌にとって紫外線は天敵です。そのためuv対策は、しっかり講じておく必要があります。

紫外線対策といえば、日焼け止めクリームと思っている人も多いでしょう。確かに日焼け止めクリームなど紫外線カット効果は高いです。ただし、必要以上に塗り過ぎると、肌を乾燥させる原因になるとも言われています。さらに、使用後は日焼け止めの成分を綺麗に落としきらないと、肌トラブルにつながる可能性もあります。

そのため、日焼け止めの使用はできるだけ避け、帽子や日傘などを使うようにしましょう。夏など特に紫外線が気になる季節には、肌への刺激が弱いタイプの日焼け止めを薄く塗るようにしてください。その際、日焼け止めの成分が肌に残らないように、きちんと落とすことを忘れないようにしましょう。

最低限のケアは必要

「スキンケアをしない」とは言うものの、まったくの放置だと肌はダメージを受けてしまいます。そのため、最低限のケアは必要です。たとえば、肌断食の方法を採り入れるのが良いでしょう。肌断食とは、一部の皮膚科医や美容家がおすすめしている方法で、化粧水や乳液、クリームなどを全く使わず、乾燥対策にはワセリンを利用します。

また洗顔は特に気を遣う必要があります。きちんと汚れを落とさないと、肌トラブルにつながるため注意してください。洗顔時は純石鹸を使うのが良いと言われています。純石鹸では、肌の汚れ類を効率的に落とせると言われている石鹸で、メイク落としにも使えます。

そのほかに、食生活を見直すことも大切です。体の内側の状態が悪いと、肌の状態も悪くなってしまうためです。油分の多い食べ物などは控え、バランスのいい食生活を意識してください。加えて、適度なスポーツで代謝をアップすることも重要です。肌に良い生活を心がけましょう。

すぐに効果が出にくい

スキンケアをしない方法は、肌が正常な状態になるまで、ある程度の時間がかかると言われています。効果を得るためには、根気よく継続して行うようにしましょう。個人差はありますが、数ヶ月以上かかる人もいます。ちなみに、その間肌荒れやニキビ、吹き出物などの症状が現れることがあります。これらの肌トラブルは、肌が生まれ変わるプロセスで現れる症状です。

体質によって逆効果になることも

肌の状態によっては、スキンケアをしないことがマイナスに働く場合もあります。そのため、まずは自分の肌の状態をチェックして、合うかどうかを確認してみてください。

乾燥肌

乾燥肌の人にとって、保湿は最も大切です。化粧水や乳液などを使用しなければ、肌の乾燥はドンドンひどくなるでしょう。乾燥している状態では肌のバリア機能が低下するため、あらゆるトラブルが現れる恐れがあります。特に冬場などは乾燥しやすいので、スキンケアはした方が良いと考えられます。

ただし、保湿のし過ぎも乾燥肌につながる可能性があるため、ワセリンなども使い、肌の調子を見ながら調整していきましょう。

敏感肌

敏感肌の人は、ほんの少しの刺激でも肌トラブルを招くと言われています。たとえば、シャンプーが肌につくだけでも、肌へのダメージとなります。そのため、スキンケアもしない方が良さそうに思えますが、逆に無防備な状態では肌へのダメージが大きいです。適度に保湿し、ワセリンで保護してあげましょう。

なお敏感肌の人は、肌を手で触り過ぎるのも良くありません。スキンケアの際にも、極力顔に触らないように心がけましょう。また、肌に触れやすいシャンプーや整髪剤なども、低刺激なものを使うようにしましょう。

アトピー肌

アトピー肌は、乾燥肌や敏感肌と同様、肌のバリア機能が弱くなっている状態です。そのため最低限の保湿やワセリンによる保護など、適切なスキンケアを行うようにしましょう。

このように、肌の状態によっては、スキンケアをした方が良い場合もあります。そのため肌断食などを行う前に皮膚科医に相談し、適切なケアを行うようにしてください。

解決できない肌トラブルはプラズマ治療で改善

エステサロンなどで行っている美容法の一つに、プラズマ療法があります。プラズマ療法によってさまざまな効果が期待できます。

肌を綺麗にさせる効果 ニキビ跡や傷跡、肉割れなどを目立たなくさせる効果があると言われています。アクネ菌の殺菌にもつながります。
フェイスラインのたるみ改善 皮膚を局所的に引き締める効果が期待でき、リフトアップにつながります。
ターンオーバーの促進 皮脂抑制などによって、肌の生まれ変わりを促進すると考えられています。
アンチエイジング効果 コラーゲンやエラスチンの増生促進効果があるとされています。くすみやシワ、毛穴ケアが行えます。

女性らしい綺麗な肌を作るためにも、プラズマ療法は最適と言われています。肌断食とプラズマ療法をどちらも採り入れることで、双方の効果も高まるかもしれません。プラズマ療法で最高の肌を目指してくださいね。

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